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◆ 2009年3月12日

ガーナ④:教育

2002年に始められたガーナ熱帯雨林回復プロジェクトのプランに沿って、これまでに、約650名の農民がアグロフォレストリー方式による最良のカカオ栽培法(ベスト・プラクティス)を習得しました。当初、4つのコミュニティから始まったこのプロジェクトは、その後10のコミュニティへと拡大し、現在は14のコミュニティで推進されています。

農民フィールドスクール(FFS)農民フィールドスクール(FFS)

より良い農耕法と保全技術、統合的害虫管理(IPM)の訓練を通じ、カカオの収穫量は、それまでの1haあたり2〜3袋から16袋へと飛躍的に向上しました。また、農業用化学薬品(アグロケミカル)の使用を廃止し、カカオの生育に最適な日陰(シェードツリー)を維持・促進するための森林再生を実践・継続することで、植物、昆虫、鳥類、ほ乳類の棲息域を拡大しつつ、カカオの生産性をさらに向上させました。

森を守ると暮らしが豊かになる!カカオの収穫量が5倍に

また各コミュニティのカカオ農家は、森林と降雨量や土壌の肥沃度とカカオの生産との関係性、生物多様性保全や生態系における野生生物の役割について話し合うコミュニティ会議、農民フィールドスクール(FFS)を通じ、『森を守ると暮らしが豊かになる!』ことを学び、自然環境に対する意識を向上させています。

現在、農家の人たちとマルミミゾウとの間の確執はどうなっているのでしょうか。それはまた次回のレポートを待ちたいと思います。


ガーナ熱帯雨林回復プロジェクト
パートナープロフィール:Conservation International(CI)
自然生態系と人との関わりを重視して環境問題を解決することを目的に設立された、民間非営利のNGO。1987年設立。ワシントンDCに本部を持ち、30カ国以上、1,000名以上のスタッフが「生物多様性の保全」に取り組んでいる。

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地球グラビア
日々を忙しく過ごすうち、知らず知らず視野が狭くなっていませんか。日夜、頭をよぎるのは、毎日の仕事のこと、家族のこと、それにせいぜい週末に出かける趣味のゴルフや釣りのことばかりでは?そうして毎日をやり過ごしているあいだにも、私たちの地球は傷つけられ続けています。
西暦1000年から2000年にかけて起きた生物多様性と生態系の破壊、それによって引き起こされた種の絶滅のほとんどは、人間の営みの結果生じた大気・土壌・水質の汚染、森林の乱開発・伐採等による動植物の棲息地破壊が原因と推定されています。
今この瞬間、私たちにとって、全生命にとってかけがえのないこの地球に、なにが起こっているでしょう?

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