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◆ 2009年2月10日

ガーナ②:マルミミゾウ

[ゾウという生き物]
・おばあさんゾウがリーダーの母系社会を構成し、小さな群れで生活する温厚な動物。
・草食。植物の葉、枝、樹皮、果実が好物。ミネラル補給のために岩塩やドロを食べる。
・その糞には未消化の種子がいっぱい。ゾウが1頭いると48本の樹が育つと言われる。
・人間には聞こえない低周波音を使い、10kmも離れた場所にいる仲間と会話ができる。
・また、足裏で地面を伝わる低周波を感じ、40km離れた地の落雷や雨音を感知できる。
・視力が極端に弱く、色覚を持たないため、その鋭い聴覚と嗅覚を頼りに生きている。
・人を見分け、人が話す言語を聞き分ける高い知能。危害を加える人間には凶暴になる。

アジアゾウアフリカゾウ
[左]全体的に丸みを帯びているアジアゾウ(photo:GNU1.2)
[右]アジアゾウよりも大柄なアフリカゾウ(photo:Wikipedia Commons)

[ガーナに棲息するマルミミゾウ]
・マルミミゾウはアフリカゾウ属に分類される、現生するゾウの中で最小の種。
・小さい身体に似合わず気性が荒く、ときに食料を巡って人間を襲うことがある。
・もともと温厚な動物だが、人間と食料を争ううちに凶暴になったと言われる。
・古くからゾウを狩るマサイ族を極度に怖れるが、狩りをしない女性は怖れない。

ゾウ目の中で最小のマルミミゾウ
ゾウ目の中で最小のマルミミゾウ。小さいけれど、ゾウの中では一番、攻撃的...(photo:CC Attribution 2.5 PLoS)

ガーナ共和国では海外からの需要の高いカカオを栽培するため、1980年代以降、マルミミゾウ、ダイアナモンキー、ミズマメジカ、モリイノシシなど、絶滅危惧種が数多く生存する天然林が次々と開墾されました。その結果、食料が確保できなくなったマルミミゾウが村に現れて農地を荒らし、また時に住民を襲うなど、人間との衝突が多発。農民によるゾウの射殺、密猟の復活が深刻化しました。

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地球グラビア
日々を忙しく過ごすうち、知らず知らず視野が狭くなっていませんか。日夜、頭をよぎるのは、毎日の仕事のこと、家族のこと、それにせいぜい週末に出かける趣味のゴルフや釣りのことばかりでは?そうして毎日をやり過ごしているあいだにも、私たちの地球は傷つけられ続けています。
西暦1000年から2000年にかけて起きた生物多様性と生態系の破壊、それによって引き起こされた種の絶滅のほとんどは、人間の営みの結果生じた大気・土壌・水質の汚染、森林の乱開発・伐採等による動植物の棲息地破壊が原因と推定されています。
今この瞬間、私たちにとって、全生命にとってかけがえのないこの地球に、なにが起こっているでしょう?

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